2010年03月08日

膣委縮症治療薬でライセンス契約―塩野義製薬(医療介護CBニュース)

 塩野義製薬は3月2日、米クァトレックス社と、膣委縮症治療薬オスペミフェンの全世界における独占的開発・販売に関するライセンス契約を締結したと発表した。米国では、子会社の塩野義ファーマが年内に承認申請を行う予定。日本での開発については検討中としている。

 オスペミフェンは経口の選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)で、エストロゲンを含む既存薬と異なり、乳腺やその他の組織は刺激せず、膣上皮だけにエストロゲンに似た刺激作用を示す。

 膣委縮症は、エストロゲンの低下によって膣粘膜内層が薄くなり、弾力性を失うために起こる疾患で、膣乾燥感や性交疼痛などの症状を伴う。塩野義製薬によると、米国では閉経後の女性の45-75%が膣の委縮を慢性的に経験しており、患者数は1000万人以上。クァトレックスが実施したフェーズ3試験では、▽膣上皮の旁基底細胞と表層細胞の比率の改善▽膣内pHの低下▽中等度から重症の性交疼痛の改善―のそれぞれの項目で有意な改善結果を示した。

 米国の膣委縮症治療薬には現在、経口薬と膣外用薬があるが、経口薬では血栓塞栓症の副作用、膣外用薬では使用満足度の低さが問題という。また、これまで骨粗鬆症や乳がんなどで承認・上市されたSERMはあるが、膣委縮症での適応はないという。


【関連記事】
インフル治療薬ラピアクタの小児適応を申請―塩野義
国内医療用医薬品の不振も、大幅な増収増益―塩野義製薬
新規インフルエンザ治療薬ラピアクタを発売―塩野義製薬
アドレナリン作動性疾患の治療薬開発企業を買収―塩野義製薬
医療用医薬品市場、7.2%の高成長

野口飛行士 宇宙で絵本を読み聞かせ 都内の児童に(毎日新聞)
「たばこ感覚…」大麻吸引で中2男女4人を補導 大阪府警(産経新聞)
<裁判員裁判>検察側は無期懲役求刑 鳥取強殺事件(毎日新聞)
<名古屋市地域委>公募委員40人当選…有権者参加8.7%(毎日新聞)
<事業仕分け>公益法人は7基準で “隠れ天下り”にもメス(毎日新聞)
posted by タジマ タケル at 14:16| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。